2006年04月07日

土星の環の中に隙間をつくる見えない微衛星

 土星の環に微衛星が存在することは理論から予測されていたが、これまで観測されたことがなかった。

 しかし、その根拠が今回初めて見つかったらしい。

続きを読む
posted by seed at 07:35| Comment(0) | TrackBack(0) | discovery | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月05日

翻訳中に行方不明になった RNA

どんな製造工程でも品質管理は重要であり、遺伝子発現もその例外ではないようである。

 遺伝子発現の中間産物である mRNA を監視し、不良品があればそれを破壊する、新しい経路が見つかったという。


続きを読む
posted by seed at 07:34| Comment(2) | TrackBack(0) | discovery | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月04日

化学:機械的ねじれをつくるペダル

 シャトルやブレーキ、単方向性ローター、ピンセットなど、これまでさまざまなメカニカルデバイスを模倣した分子が作り出されてきた。しかし、これらの「分子マシンを使って、制御性のある可逆的な方法で別の分子を操作した前例はなかった。

 別の分子のねじることができる、光で駆動される 1 対の分子ペダルが、相田卓三氏らによって報告された。

続きを読む
posted by seed at 12:32| Comment(0) | TrackBack(0) | discovery | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月03日

膜生物学:浸透性を入れ替える

 え?…『膜生物学』なんて、そんな分野があるのか…? …なんてことは、さて置き…。
(注:これはかの nture 誌の分野識別で使われていた言語である。ネット上で賑わしていた擬似科学の『膜理論』ではない。)

 ナトリウムイオンがイオンチャネルにより細胞膜を通過して輸送される仕組みの分子基盤の概要がわかり、そこから陽イオン選択性をもつチャネルはカリウムチャネルの変形であることが明らかになった。

続きを読む
posted by seed at 12:59| Comment(0) | TrackBack(0) | discovery | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月02日

鳥インフルエンザが広がらない理由

 一般的には現在恐れられている H5N1 型。レベルは 3 のままであるが、鳥類では世界的に蔓延しているため、要注意となっている。

 基本的には分子構造が進化しやすいウイルスなのであるが、まだヒトからヒトに感染するだけの能力までは得ていない。…が、どこで進化するかわからないので、要注意である。

続きを読む
posted by seed at 08:32| Comment(1) | TrackBack(0) | discovery | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月01日

量子物理学:明るみに出た三角関係?

 2 体で対を作れない量子体は、3 つが 1 組となる。

 これは、言わば、量子の「三角関係」ともいえる(?)……のように見えるから、「三角関係」とこう言われるわけであるが、常識を覆すような、この驚くべき考え方が、今回始めて実験的に確認されたようである。

続きを読む
posted by seed at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | discovery | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月30日

メタン生成菌の最古の根拠

 メタン生成菌(メタンを精製する微生物)は地球に最も古くから存在する生命体の1つであると考えられている。しかし、それが始めて出現した時期は正確にはわかっていなかった。

 つまり、今から38億〜25億年前の始生時代に存在していたという仮説を支持する地質的な直接根拠を誰も見つけることができなかったというわけである。

 が、しかし、東京工業大学の上野雄一郎教授らはこれを諦めずに弛みなく研究を続け、西オーストラリアのピルバラ地塊で得られた約35億年前の熱水沈殿にメタンを含んだ流体包有物が存在するという証拠を発見し、そして、炭素同位体組成、このメタンが微生物起源であることが示された。

続きを読む
posted by seed at 13:49| Comment(2) | TrackBack(0) | discovery | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月29日

銀河系にもあった「DNA」のような二重らせん

 驚くなかれ、赤外線観測にて、DNA の二重らせんのように見える星雲が、銀河系の中心で見つかったという。

続きを読む
posted by seed at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | discovery | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月28日

うろこと羽毛と恐竜と

 これは、小説の題名ではない。私が最も愛読している nature 誌の News and Views に挙げられた論文の邦題である。

 恐竜の系統樹中で近縁となる羽毛のある恐竜と「同時期に生存していた」恐竜の化石が見つかったが、こちらにはどうも羽毛がなかったらしい。この発見は羽毛の進化について再検討を促すものになりそうな報告が挙げられたようである。

続きを読む
posted by seed at 11:28| Comment(0) | TrackBack(0) | discovery | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月27日

タイタンのメタンはどこから来る?

 タイタンにはメタンの豊富な大気が存在し、また、液体によって浸食されたと思われる壮大な景観があることも昨年明らかになっている。カッシーニ探査機では、結局のところタイタン表面に大量の液体メタンが存在しないことがわかり、大気中のメタンがどこから来たのか明らかになっていない。

続きを読む
posted by seed at 16:00| Comment(2) | TrackBack(0) | discovery | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月26日

量子スピン液体における準粒子の崩壊

 準粒子の崩壊は量子磁性体でも起こるらしい。

続きを読む
posted by seed at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | discovery | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月24日

初期宇宙における大爆発

 続々と見つかる古い γ 線バースト。遥か昔の爆発が見つかった。

 宇宙がようやく 9 億歳になった頃に起きた非常に大規模な爆発が、つい最近( 2 週間ほど前に)観測された。nature 誌の 3 月 9 日号では、3 つの研究チームが、2005 年 9 月に観測された GRB 050904 と命名された、現在のところ最古となる爆発の観測結果を報告している。

続きを読む
posted by seed at 09:55| Comment(3) | TrackBack(0) | discovery | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月22日

スマトラ地震の解剖

 これまでスマトラ地震についての研究報告が幾度と挙げられてきたが、nature 誌の 3 月 2 日号で挙げられた論文で具体的な内容がわかってきたためか、同号では、「どうしてそのような巨大地震が起きるのか、その仕組みについて再考が必要になってきた」と呼びかけている。

 何故なら、このような巨大地震はごくまれにしか起こらないので、地震が起きる際の条件は地質学的に十分に解明されていないからである。

続きを読む
posted by seed at 11:46| Comment(0) | TrackBack(0) | discovery | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月21日

細く絞り込まれたジェット

 惑星状星雲へと急速に進化しつつある漸近巨星分枝星 W43A から放出されている細く絞り込まれたジェットについて、磁場の方向と強度の両方を直接観測した結果が得られたらしい。

続きを読む
posted by seed at 16:17| Comment(0) | TrackBack(0) | discovery | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月19日

どのくらい速く歩ける?

 歩行のようなリズミカルな運動能力は、厳密な協調を必要とする。

 マウスでは、特別な脊椎神経群がペースの微調整を行っており、歩行の基盤となっている神経回路を制御すると速く歩けるという意外なことがわかったという。

続きを読む
posted by seed at 09:13| Comment(0) | TrackBack(0) | discovery | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月18日

血液中のトリパノソーマ生存には鞭毛が必要

 鞭毛は鞭のような構造であることから「鞭毛」といわれるのであるが、この鞭毛はある種の細胞では移動の推進力を発生する。

 アフリカ睡眠病の病原体は単細胞性寄生虫であり、この病理の研究によって、その鞭毛はこの寄生虫に必須であることがわかったという。

 この手がかりから、ヒトの織毛がかかわる病気についての機能的な手がかりが得られ、同時に、血液型トリパノソーマには鞭毛の機能が不可欠であることがわかったらしい。

続きを読む
posted by seed at 08:27| Comment(0) | TrackBack(0) | discovery | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月16日

宇宙:冥王星一家は増える一方

 冥王星は、広大な太陽系の最も遠くをたった一人で寂しく回っているわけではない。

 また、冥王星という寒い場所で、衛星カロンが一人で寂しく回っているわけでもない。

 行動を共にする仲間が(合計で) 3 つもあることがわかったらしい。

続きを読む
posted by seed at 09:51| Comment(0) | TrackBack(0) | discovery | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月15日

物理化学:ストレスのかかった分子の崩壊

 一部の大型分子では、炭素原子間の丈夫な結合がぷっつりと切れることがあるが、これは吸着の際に分子の両端が別々の方向に向くことがあるからである。

 これは一見「異端」のように思えるが、顕微鏡観察からまったくその通りだとわかったという。

続きを読む
posted by seed at 07:42| Comment(0) | TrackBack(0) | discovery | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月14日

ヒトに近いのはナメクジウオよりホヤ

 なにやら、生物学進化史がえらいことになってきているようである。

 進化起源において、ナメクジウオの取り扱いは要注意の認識ゾーンに入ってきたからである。

続きを読む
posted by seed at 07:55| Comment(0) | TrackBack(0) | discovery | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月11日

量子情報:計算する、それともしない?

 量子物理学が、「常識」にまた一撃を加えることになった。

 簡単な量子コンピューターが、演算をしていない状態でも正しい答えを出すというのである。

続きを読む
posted by seed at 08:44| Comment(0) | TrackBack(1) | discovery | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。