2008年06月15日

地震:海溝軸に平行な流れと地震波速度異方性

 マリアナ沈み込み帯と南アンデス沈み込み帯のマントルウェッジ上における S 波スプリッティングの測定によって、海溝の近くでは海溝に平行に地震速度が速いが、背弧側では海溝に直交した方向の異方性へと急激に回転することを示している。

 このような地震波速度異方性のパターンは、スラブの形状が海溝軸の走方向に沿って変化することに伴う 3 次元的な流れによって起きている可能性がある。

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2007年10月20日

生態:裏庭の鳥がバタバタと

 外来種両生類の持込でウイルスが浸入し、在来種両生類の存続が危ぶまれることから、在来種保全の必要性があると報道されたことは、まだ記憶に新しいと思うが、実は、他の種の生物の場合にも、既に事例が起こっていた。

 ウエストナイルウイルスは北米で人家付近に生息する鳥類個体群に甚大な影響を及ぼしていることが、大陸全体にわたる分析から明らかになった。

 鳥類の個体数減少パターンは、このウイルスが原因のヒト疾患のパターンに対比しているのである。

 北アメリカでごく普通に見られる鳥類の一部のカオカケス、コマツグミ、ルリスツミ、イエミソサザイなどの数は、ウエストナイルウイルスの感染が原因で過去30年間に大幅に減少した。

 アメリカで最初に大流行が報告されたのは、1999年のニューヨーク市であり、おそらくウイルスに感染した鳥、或いは、蚊が侵入したためであると考えられている。

 繁殖期の鳥類個体群に関する新たな研究により、個体数の減少は予想よりもずっと大きく、生態系全体の安定性への影響について懸念を生じさせるに充分なほどだとわかった。

 この研究により、1つの浸入病原体が在来の野生生物に広くは快適な影響を与えうることが実証され、野生生物の売買が危険をはらんでいることが明白となった。

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2007年10月18日

地球:呼吸し続ける地球―残っているArgon-40

 地球の大気中にある不活性ガス同位体の一部は、地球の深部からのみ生じる。地球がこういうガスをどのくらいの量でどのようにして放出するのかについては解決済みとされてきたが、この通説に対する疑問が浮かび上がってきているという。

 上部マントルからはアルゴン40が完全に希ガス化しているということから、希ガスは地球などの「地球型」惑星のマントルからの脱ガスを追及するのに広く用いられているが、新たに行われた研究によって、この手法に疑いがもたれるようになりそうだ。

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2006年05月04日

生物物理:毒素の振る舞いを解明する

 最近 nature 誌に頻繁に出て来るようになった、かのマックス・プランク生物物理化学研究所では、生物由来の毒素についての研究をしているらしい。

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2006年04月15日

遺伝:汚泥から得られた汚水処理細菌のゲノム

 1 種類の生物のゲノム塩基配列を解読するという環境ゲノミクスの比較的新しい手法を使って、自然環境から直接得た試料から、珍しい細菌 Kuenenia stuttgartiensis のゲノム塩基配列がまとめ上げられた。

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2006年03月12日

生態:生物多様性を増大させる寄生植物

 寄生植物が生態系の生物多様性の大きな推進力となっていることがわかった。

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2006年01月19日

生物多様性:気候変動で聞えてきたカエルの悲鳴

 地球温暖化は感染症の拡大を推し進め、両生類の広範な絶滅を起している。

 新たな研究により、コスタリカのモンテベルデに生息するフキヤガエル属の一種( Atelopus sp. )が見られなくなったことと、海面温度および気温変化の間に強い相関があることがわかった。

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