2009年12月08日

遺伝:X 染色体が種分化に果たす役割

日本に生息するトゲウオ科魚類のイトヨの固体群で、新たに生じた性染色体系が見つかりました。

同じ場所に生息するもう1つの近縁種にはこれがありません。

この発見は、性染色体の変化が生殖隔離および種分化の原因として、これまで考えられていたよりも大きな役割を持っている可能性があることを裏付ける証拠となります。

新たに進化した X 染色体は雄の求愛行動に関する遺伝子を含んでおり、一方、祖先型の X 染色体は行動隔離の遺伝子と雄の種不妊の遺伝子の両方を含んでいることが、遺伝学的マッピングで示されました。

これらの形質は、この種と太平洋でみられる祖先種との間の効果的な生殖的障壁の一部となっています。


### database ###
nature 461,1019-1162 22 October 2009 Issue no.7267
Article p.1079 / a role for neo-sex chromosome in stickleback speciarion / J Kitano et al. (Fred Hutchinson Cancer Research Center)
Making the paper p.1026


posted by 藤次郎 at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | discovery | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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