しかし、miRNA によるメッセンジャー RNA の調節に必要なのは、両方の配列のごく短い部分(8 ヌクレオチド以下)が相補的であることだけなので、予想される多くの mRNA 結合部位の中のどれが in vivo でそれぞれの miRNA の標的となるのかを確定することは、ほぼ不可能だとわかっています。
今回、広範に存在するエンドヌクレアーゼで、 RNA 誘導性サイレンシング複合体の一部である Argonaute タンパク質と、 miRNA および mRNA との相互作用に注目する巧妙な HITSCLIP 法により、 mRNA 転写産物の miRNA 結合部位の正確なマップが解読されました。
この方法は、一般的応用が可能なので、 miRNA の生物学的役割の解明のための新しい手法となりそうだといいます。
また、このマップを用いて、臨床にかかわる mRNA に対する RNA 干渉(RNAi)療法の標的部位を決定できるといいます。
### see dada / data bace ###
nature 460,429-544 23 July 2009 Isse no 7254
Article p.479
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