2009年02月24日

医学:高病原性H5N1インフルエンザウイルス由来のNS1のX線構造

高病原性鳥(H5N1)インフルエンザウイルスの最近の出現、このウイルスの同種動物間で伝染する性質や致死性ヒト感染との関連は、健康に関する懸念を世界中で高めているのは、報道などで一般的に既に知られている話だろう。

因みに、H5N1が宇宙から来たウイルスであるという科学的知見の報告はこれまで上がっていない。

幾つかの研究により、病原性の増大やこれらの型の毒性には、明確な構造をもたないタンパク質NS1が重要である事がはっきり示されている。

二本鎖(dsRNA)結合ドメインとエフェクタードメインの2つがリンカーにより隔てられているNS1は、宿主の抗ウイルス性I型インターフェロン応答に対するアンタゴニストの1つとされる。

今回、BornholdtとPrasadらは、ベトナムでの大流行におけるヒト死亡の60%に関連していたH5N1型(A/Vietnam/1203/2004)由来の完全長NS1のX線構造を報告している。

参考文献:
nature Vol.456 837-1008 Issue no.7224 18/25 December 2008
Letters p.985/X-ray structure of NS1 from a highly pathogenic H5N1 influenza virus / ベイラー医科大学(米) Z A Bornholdt & B V V Prasad

posted by 藤次郎 at 11:39| Comment(0) | TrackBack(0) | model case | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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