因みに、H5N1が宇宙から来たウイルスであるという科学的知見の報告はこれまで上がっていない。
幾つかの研究により、病原性の増大やこれらの型の毒性には、明確な構造をもたないタンパク質NS1が重要である事がはっきり示されている。
二本鎖(dsRNA)結合ドメインとエフェクタードメインの2つがリンカーにより隔てられているNS1は、宿主の抗ウイルス性I型インターフェロン応答に対するアンタゴニストの1つとされる。
今回、BornholdtとPrasadらは、ベトナムでの大流行におけるヒト死亡の60%に関連していたH5N1型(A/Vietnam/1203/2004)由来の完全長NS1のX線構造を報告している。
参考文献:
nature Vol.456 837-1008 Issue no.7224 18/25 December 2008
Letters p.985/X-ray structure of NS1 from a highly pathogenic H5N1 influenza virus / ベイラー医科大学(米) Z A Bornholdt & B V V Prasad
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