2009年02月19日

細胞:真核生物のエキソソームによるヌクレオチドRNA切断

 エキソームは真核生物の主要なヌクレアーゼで、核と細胞質の間に局在し、多数の細胞内RNAのプロセシング、品質管理、代謝回転に関わっている。

 この巨大なマクロ分子集合体は 3'→ 5' エキソヌクレアーゼと考えられており、古細菌のエキソソーム様複合体や細菌のポリヌクレオチドホスホリラーゼと進化的に関連する9個のサブユニットから環状構造を有する事が示されている。

 最近の研究結果においては、酵母やヒトの環状構造は、原核生物の対応する環状構造とは異なり、酵素活性を持たないことが示され、これとは対照的に、酵母のエキソソームコアのエキソヌクオチド切断活性は、真核生物特異的なDis3サブユニットのRNBドメインによって仲介される事がわかっている。
 今回、Lebertonらは、in vivo アッセイを用いて、酵母のDis3がさらにエンドリボブクレアーゼ活性を持ち、この活性は、この複数のドメインからなるタンパク質のアミノ端末に存在するPINドメインによって仲介される事を示す。


参考文献:
nature Vol 456 | Issue no.7224 | 837-1008 | 18/25 December 2008
Letter p.993 / Endonucleolytic RNA cleavage by a eukaryotic exosome / CNRS, パリ南大学 および ピエール・マリー・キュリー大学(仏) A Leberton et al.
posted by 藤次郎 at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | discovery | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。