2006年03月31日

ナノテク: DNA で折り紙

 ナノテクノロジーにて、DNA で折り紙して、ナノスケールの形を簡単に作り出す方法があるという。

 しかし、この新手法は、自然が作り上げた物理の法則に大きく反し、自由にデザインできるため、倫理問題に引っかかる可能性が大きく、大きなリスクが発生する可能性があるのではないかと私は思うのである。

 そこで、ここでは、「そのような話がある」という流れで追って行くことにしよう。

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2006年03月30日

メタン生成菌の最古の根拠

 メタン生成菌(メタンを精製する微生物)は地球に最も古くから存在する生命体の1つであると考えられている。しかし、それが始めて出現した時期は正確にはわかっていなかった。

 つまり、今から38億〜25億年前の始生時代に存在していたという仮説を支持する地質的な直接根拠を誰も見つけることができなかったというわけである。

 が、しかし、東京工業大学の上野雄一郎教授らはこれを諦めずに弛みなく研究を続け、西オーストラリアのピルバラ地塊で得られた約35億年前の熱水沈殿にメタンを含んだ流体包有物が存在するという証拠を発見し、そして、炭素同位体組成、このメタンが微生物起源であることが示された。

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2006年03月29日

銀河系にもあった「DNA」のような二重らせん

 驚くなかれ、赤外線観測にて、DNA の二重らせんのように見える星雲が、銀河系の中心で見つかったという。

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2006年03月28日

うろこと羽毛と恐竜と

 これは、小説の題名ではない。私が最も愛読している nature 誌の News and Views に挙げられた論文の邦題である。

 恐竜の系統樹中で近縁となる羽毛のある恐竜と「同時期に生存していた」恐竜の化石が見つかったが、こちらにはどうも羽毛がなかったらしい。この発見は羽毛の進化について再検討を促すものになりそうな報告が挙げられたようである。

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2006年03月27日

タイタンのメタンはどこから来る?

 タイタンにはメタンの豊富な大気が存在し、また、液体によって浸食されたと思われる壮大な景観があることも昨年明らかになっている。カッシーニ探査機では、結局のところタイタン表面に大量の液体メタンが存在しないことがわかり、大気中のメタンがどこから来たのか明らかになっていない。

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2006年03月26日

量子スピン液体における準粒子の崩壊

 準粒子の崩壊は量子磁性体でも起こるらしい。

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2006年03月25日

医学文献:不正工作

 医学文献の研究で、臨床試験の報告が必ずしも正しく行なわれていない事実が明らかになった。

 nature 誌の 3 月 16 日号において、News Featurs にて取り上げられている。

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2006年03月24日

初期宇宙における大爆発

 続々と見つかる古い γ 線バースト。遥か昔の爆発が見つかった。

 宇宙がようやく 9 億歳になった頃に起きた非常に大規模な爆発が、つい最近( 2 週間ほど前に)観測された。nature 誌の 3 月 9 日号では、3 つの研究チームが、2005 年 9 月に観測された GRB 050904 と命名された、現在のところ最古となる爆発の観測結果を報告している。

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2006年03月23日

環境:二酸化炭素と亜硝酸の関係

 亜硝酸は対流圏でのほとんどの大気汚染物質の分解における主要オキシダントであるヒドロキシラジカルの重要な光化学前駆物質である。

 しかし、対流圏の亜硝酸の発生源はまだよくわかってはいない。

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進化 : 細胞質区画化の起源

 イントロンと核においての細胞質区画化の起源について、デュッセルドルフ大学(独)の W Martin と国立衛生研究所(米)の E V Koonin が、nature 誌の 3 月 2 日号でモデルを発表した。

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2006年03月22日

スマトラ地震の解剖

 これまでスマトラ地震についての研究報告が幾度と挙げられてきたが、nature 誌の 3 月 2 日号で挙げられた論文で具体的な内容がわかってきたためか、同号では、「どうしてそのような巨大地震が起きるのか、その仕組みについて再考が必要になってきた」と呼びかけている。

 何故なら、このような巨大地震はごくまれにしか起こらないので、地震が起きる際の条件は地質学的に十分に解明されていないからである。

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2006年03月21日

細く絞り込まれたジェット

 惑星状星雲へと急速に進化しつつある漸近巨星分枝星 W43A から放出されている細く絞り込まれたジェットについて、磁場の方向と強度の両方を直接観測した結果が得られたらしい。

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2006年03月20日

細胞生物学:年老いた核は崩れる

 一部の早老症候群では、細胞核の構造に異常がみられるという。

 動物モデルで、自然な老化の際にも同じような奇形が見られることがわかり、ゲノムの不安定化が老化の基盤であるという考え方が確かめられた。

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2006年03月19日

どのくらい速く歩ける?

 歩行のようなリズミカルな運動能力は、厳密な協調を必要とする。

 マウスでは、特別な脊椎神経群がペースの微調整を行っており、歩行の基盤となっている神経回路を制御すると速く歩けるという意外なことがわかったという。

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2006年03月18日

血液中のトリパノソーマ生存には鞭毛が必要

 鞭毛は鞭のような構造であることから「鞭毛」といわれるのであるが、この鞭毛はある種の細胞では移動の推進力を発生する。

 アフリカ睡眠病の病原体は単細胞性寄生虫であり、この病理の研究によって、その鞭毛はこの寄生虫に必須であることがわかったという。

 この手がかりから、ヒトの織毛がかかわる病気についての機能的な手がかりが得られ、同時に、血液型トリパノソーマには鞭毛の機能が不可欠であることがわかったらしい。

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2006年03月17日

珊瑚の分布で中立説が崩れる?

 nature 誌の03月02日号( Val 440,1-126 | Issue no. 7080 | 2 March 2006 )において、 M Dornelas 率いるジェームズ・クック大学(オーストラリア)が発表した『サンゴ礁の多様性から生物多様性の中立説を論破する』( p.80 / Coral reef diversity refutes the neutral theory of biodiversity / M Dornelas et al )について、同号では Jon M Pandolfi の『中立説を否定したサンゴ』 ( p.35 / Corals fail a test of neutrality ) や、今週のハイライト( This Issue )として、『中立説に合わなかったサンゴの分布』(p.xvil / Contradictory coral )と題し、述べられているが、これらの見解について、素人ながらも、大きな疑問がある。

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2006年03月16日

宇宙:冥王星一家は増える一方

 冥王星は、広大な太陽系の最も遠くをたった一人で寂しく回っているわけではない。

 また、冥王星という寒い場所で、衛星カロンが一人で寂しく回っているわけでもない。

 行動を共にする仲間が(合計で) 3 つもあることがわかったらしい。

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2006年03月15日

物理化学:ストレスのかかった分子の崩壊

 一部の大型分子では、炭素原子間の丈夫な結合がぷっつりと切れることがあるが、これは吸着の際に分子の両端が別々の方向に向くことがあるからである。

 これは一見「異端」のように思えるが、顕微鏡観察からまったくその通りだとわかったという。

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2006年03月14日

ヒトに近いのはナメクジウオよりホヤ

 なにやら、生物学進化史がえらいことになってきているようである。

 進化起源において、ナメクジウオの取り扱いは要注意の認識ゾーンに入ってきたからである。

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2006年03月13日

サル駆除問題

 相次ぐサル被害から、各市町村では環境問題対策においての1つの方法として立ち上げている「サル駆除」について、動物保護団体や動物愛護団体が多くの反対意見が寄せられているらしいが、報道されている内容を見る限りでは、動物保護団体や動物愛護団体に関係する人々の反対する理由に大きな疑問を感じる。

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